強い人とはどんな人だろう。
筋骨隆々で両手に凶器を持ち、目を血走らせ「フンス!フンス!」と鼻息を荒くしてる人物がいたら、たぶんその人は強い人だとは思います。
どこからどう見ても隙が無いから。
というか、そんな人が目の前に現れたら隙があるかどうかを判断する前に、恐怖を感じてその場を逃走することでしょう。
見るからに怖い人だけど、果たしてその人が本当に強いのかどうかは怪しいところ。
本当に強ければ、相手に自分が強いから攻撃してくるなと、分からせる必要はないわけで。
強い人イコール怖い人ということでは無いようです。
上には上がいるのが世の常。
達人レベルになると一見隙だらけに見えるというのはよく聞く話です。
私は達人を見たことが無いですし、会ったこともありません。
もし会ったことがあったとしても、その人が達人かどうか見抜けないことでしょう。
それと本当に強い人は、優しい人という印象もありますね。
優しいから強くなれるのか、強いから優しくなれるのかはわかりませんが、どちらにせよ強い人の要件の一つだと思います。
私はと言うと、腕立て伏せが1回も出来ないですし、誰か困ってる人がいたとしても、見え見ぬふりをするような弱い人(ヒドイ人)でございます。
ただ、達人は一見隙だらけということは、イコール弱そうな人だとも言えますよね。
そうなると見た目だけなら、私も十分達人レベルだと言うことになります。
と言うことは、あとはうわべだけでも優しい行動を取れば、もはや達人と同じと言っても過言ではないってことですね。
なるほど。
これからはめんどくさくても、やってらんねえなって思っていても、世間一般から見て優しいと思われている行動をとることにしよう。
そうすればこんな私でも達人になれると気づける、そんな4コマ漫画です。